ウォール・ストリート:作品を観た感想(34)

ウォール・ストリート/Wall Street: Money Never Sleeps
詰まりが出来杉くんという事で御座いまして。それが強欲な冷血漢に惹かれてゆくエピソードを危うげには感じられなくって以て。むしろその冷血漢とその娘である恋人の関係修復に一役買って出るエピソード、直感的に判り易いこれが物語の主たるところに見えまして、果たしてあてくしにとっては別次元のお話のように思えてしまった訳ですけれども。
Death to Mary Pumpkinhead
2013年1月23日

【映画】ウォール・ストリート…バブルの恩恵は受けてないけど不況の煽りは感じる
★★★★ こいつも「ソーシャル・ネットワーク」と同じく、全く興味は無いのだけれども、それなりに楽しく観ていられた映画…です。退屈はしませんでした。
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2011年11月21日

映画『ウォール・ストリート』を観て
シャイア・ラブーフの若さあふれる演技よりも、やはり貫録十分のマイケル・ダグラスの存在感は流石である。更に、脇を固めるルイス役のフランク・ランジェラは最近話題作への出演が続いている。スーザン・サランドン、ジョシュ・ブローリン、それと金融界の長老を演じるイーライ・ウォラックは何と95歳だが台詞には力強さが残っている。こうしたヴェテラン俳優陣に囲まれて、キャリー・マリガンやシャイア・ラブーフも光ることが出来る。絶妙な配役とそれを演出するストーン監督に脱帽!!
KINTYRE’SDIARY
2011年3月16日

ゲッコーさん、出所す 「ウォール・ストリート」
ゴードン・ゲッコーさんが出所してくるところから始まる。つかみはOKだが全体にはサブプライムローンや金融危機後追いの新鮮味に欠ける話。これがリーマン・ブラザーズ倒産の数ヶ月間に公開されていたら凄いと思うが。「親というものは子供が牙を研ぐための骨にすぎない」 なんて引用も出てくる通り、ゲッコーの娘とそのフィアンセが慕っていた老練なウォールストリート・ガイを通して親子関係の見直しがテーマ。が、結局のところ、イザというときのために…。 くらいのことしか残らない凡作と言える。
シネマ走り書き
2011年3月11日

ウォール・ストリート
スピード感に溢れる株価チャートや取引現場なんかが妙に見ている側にも焦りを出しそうで、なかなか良かったです。話はゴードン・ゲッコーの華やかな活躍よりも、絶縁状態の娘との家族愛がメイン。その分後半までちょっとまったり気味に感じますが、これはゲッコー氏が丸くなったということなのか、それとも円熟した? ラストではジェイコブが融資したがっていた会社に資金供託したことと娘への言葉で和解への一歩を踏み出しますが、そういえば結局クビになったジョイコブの仕事ってどうなったんだろ?^^;
いやいやえん
2011年3月8日

【ウォール・ストリート】
金融業会…特にアメリカのには疎いので、どうもピンとはこないのが残念。でも馬鹿なことを、、自分に内緒でって思うともうそれだけで信頼が崩れてしまう。よくウィニーは許せたなぁ。前作見ていないのでマイケル・ダグラスが演じているゲッコーが少しは以前と変わったのか解らないですが、自分さえ良ければって思っている欲の深いいやーな奴。でもまんまと騙される人もいるんだから惹きつける何かも持っているんでしょう。やっぱり一人の人間なんですね。もっとウォール街と金融業を知っていると面白くみれたんだろうなーと残念!
日々のつぶやき
2011年2月23日

ウォール・ストリート
★★★ 久々にマイケル・ダグラスをみたな〜って感じでした。そしてゲッコーは23年ぶりに帰ってきたね〜!今回は"情報操作&空売り"を描いています。あまり株式のことやら専門用語やらわからない人でも、大切な人への復讐劇、そして父と娘の家族愛を描いているこの映画は、まだ見やすかったのではないかと思います。株式やらお金を動かしている人は、どうしてもマネーゲーム感覚になっちうんだろうなって思いました。この娘は信じて再度裏切られた父親をまた信頼できるのか…。貧しくても人間らしく生きたいって感じだよね〜。
C'est joli〜ここちいい毎日を〜
2011年2月23日

「ウォール・ストリート」 金儲けは悪だと言いきれない曖昧さ
★★★ ゲッコーが物語の主人公となって進んでいくと、彼の顔が生き生きと変貌するのを目の当たりにする。面白かったのは資金集めの豪華なパーティーで、ゲッコーが振り返るとそこにはチャーリー・シーンの顔が。こんな粋な演出もハリウッド映画的だ。アメリカではトレーダーが何十億円と現実感の無い巨額の報酬を得ている。そんなの別世界のお話だと思ってもこうして映画で見せられると心を刺激する部分が無いわけではない。単純に面白かったが、「ここには真の幸せは無い」だとか、なにかの映画の提示があっても良かっただろうに。
soramove
2011年2月19日

ウォール・ストリート
★★★ 前作同様ドロドロとした展開になると思ってしまうのだが、あくまでもドラマの中心になっているのはゴードンではなく、若手のジェイコブとウィニーなのである。そして今回のゴードンはどこか憎めない。結局悪役はゴードンが復讐を誓ったブレトンであり、最後は全てが丸く納まりハッピーエンドとなってしまう。不動産バブルがはじけ、サブプライム問題からリーマンショックに至るまでのドラマは実に興味深かった。だがとどのつまりは、ウォール街をバックにしたホームドラマだったような気がするのは、決して私一人ではないだろう。
ケントのたそがれ劇場
2011年2月18日

「ウォール・ストリート」感想
★★★ 専門的な用語の多くは、ほとんどSFの世界と同義でさっぱりんこ星人だが、それを踏まえた上でも、なかなか面白く鑑賞できた。世界経済の中枢・ウォール街を、明晰な頭脳と崇高な志で渡り歩いて行く若き証券マン、シャイア・ラブーフ演じるジェイコブの好演もさることながら、脇を固める役者陣の個性豊かすぎるキャラクターもまた素晴らしい。中でも特に注目したいのは、ジェイコブの敵役ともいえるジョシュ・ブローリン演じるブレトンの、顔の濃さもとい人道より利益を優先する守銭奴っぷりと、悪玉のボス然とした風格。
狂人ブログ 〜旅立ち〜
2011年2月17日

☆ウォール・ストリート(2010)☆
★★★ 冒頭、8年の刑期を終えて出所するゲッコー。彼がまた金融界に復活するために、マネーゲームのスリルある駆け引きが繰り広げられるかと思いきや、主軸はシャイア演じるジェイコブのブレトンへの復讐やゲッコーと娘の関係修復だったりして。ちょっと肩透かしな感じで全体的に単調な感じもしてしまいました。すべてが上手く行きすぎな感じのラストにちょっと?でした^^; 社会派ドラマと言うより人間ドラマと言うような本作。人間関係の深みとかも感じられず、また、マネーゲームにおいては緊迫感に欠け、ちょっと物足りない作品となってしまいました。
CinemaCollection
2011年2月12日

映画 ウォール・ストリート
「不安定」を抱えて生きていく宿命の若い世代。クリーン・エネルギーに象徴される新しい時代への希望。親子の愛・確執・和解への努力、復讐など、金融界に巣くう強欲さ、熾烈な争い以外にもいろいろなテーマが絡み合っていて、役者陣が豪華で見応えがありました。あのストーリーの流れで、娘は利用されたの?どこまで強欲なの!? 娘も娘で、許せるの??気を付けろ!今回もゲッコーの演技じゃないの?私はもう、不信感の固まり。えええ!? 2時間以上振り回してきて、これが結末?と思ってしまいました。
Playing the Piano is ME.
2011年2月11日

イーライ・ウォラック in「ウォール・ストリート」
本作のベースはマカロニ・ウエスタン[続・夕陽のガンマン 地獄の決闘]であり、人物配置も原題の「グッド/バッド/アグリー」に倣っていると思う。グッドはジェイコブ・ムーア、バッドはゴードン・ゲッコー、アグリーはブレトンと考えてみた。物語はこの3人の対立を軸に展開されるので、そのように考えるのは自然である。しかし、チャーチルシュワルツ経営者・ジュリー・スタインハルトと考えてもいい。ラストのあの登場の仕方はちょっとした驚愕のラストなのであり、アグリーと呼ぶに相応しいかもしれない。
映画と出会う・世界が変わる
2011年2月10日

ウォール・ストリート
見応えあった。[ジーン・ワルツ]を観た後だけに余計にそう感じたのかも。だけど、もっと金融界で騙し騙されのやりとりをゲッコーやジョイコブやブレトンの間で繰り広げるのかと思ってただけに、ちょっと期待外れ。ゲッコーとウィニーの仲も前作観てないからよくわかんなかったし。でもキャリー・マリガンが可愛かったので良しです。
だらだら無気力ブログ
2011年2月8日

映画「ウォール・ストリート」感想
最初から最後まで金融用語だらけのマネーゲームが展開されるとばかり考えていただけに、後半の展開は少々意表を突かれた感がありますね。ラストシーンも、「金融界に君臨した男も、家族の情を無視することはできませんでした」的な展開でしたし。私は前作映画[ウォール街]を観ることなく今作を観に行ったのですが、前作映画からの繋がりを示す描写もいくつかあるそうで。余裕があるなら、予め[ウォール街]を観てから今作は観た方が良いかもしれませんね。
タナウツネット雑記ブログ
2011年2月7日

アメリカ版ハゲタカ?でも・・・何かが違う?『ウォール・ストリート』
★★★ 人間にとって大切なモノはお金か?愛か?というところが一番のテーマなのかもしれません。映画の内容的には[ハゲタカ]のアメリカ版?といった感じです。決定的な違いは主人公が守ろうとするモノ。[ハゲタカ]ではこれまで長年培ってきた技術や信頼、伝統を海外の買収から守ろうとしていましたが、今回の映画では未来への投資を守ろうとしていました。そんな中で描かれていた、巨大な金額を動かす組織の裏にある陰謀と欲望の駆け引きに関わる全ての人たちの誰にも共感は出来ませんでした。お金か?愛か?ほどほどが丁度イイのです…。
水曜日のシネマ日記
2011年2月7日

「ウォール・ストリート」 信用は回復できるか?
「金融商品」というのは手に取れる商品と違い、見えないわけですから買うポイントは何かと言ったら「信用」です。「モラルハザード」という言葉が本作では何度も出てきます。見えない商品を扱うからこそ「信用」や「モラル」が大事なはずなのに、何故に関係者は凝りもせずに同じようなことを繰り返すのでしょうか。お金以外にもうひとつ、本作で描かれている見えないけれど価値があるもの。それは愛情です。夫婦の間の愛情、親子の間の愛情。それも見えないものだからこそ「信用」が大事。「信用」は努力と誠意により取り戻すこともできるのです。
はらやんの映画徒然草
2011年2月6日

映画「ウォール・ストリート」 感想と採点 ※ネタバレあります
★★★ 前作を観た人は、それなりに事前(前作)情報やある程度の経済知識ありきはご承知でしょうから、まず楽しめると想います。問題は、前作を知らない人。人間の欲や名誉のせめぎ合い、正に文字通りのマネーゲームさながらの前半は、緊迫感や臨場感もあって面白い。ただ、ゴードンと娘との関係がほぼメインになっていた後半部分は、評価が分かれそう。カメオ出演するチャーリー・シーン演じるバド・フォックスとゴードンの対比。これを楽しむには、前作の復習が必修です。
ディレクターの目線blog
2011年2月6日

映画ウォール・ストリートの感想
金融期間を皮肉る部分はまだしも、人間ドラマの部分はちょっと微妙ですね。突っ込みどころが満載ですし、結局変わったのか変わっていないのか。最後の終わり方微妙ですよね。ハッピーエンドっぽくしていますが、あの結論は2重の意味で、ゲッコーがお金じゃなくて他の大切なものを選んだのかどうか、わからない行動です。ゲッコー自体が彼のビジネスを続けるのに何の支障もないわけです。新たなパートナーも得ていましたしね。そういう意味でもあの終わり方、あんまりすっきりした気持ちにはならなかったんですよね。
映画とTVとゲームの感想
2011年2月6日

[映画『ウォール・ストリート』を観た]
面白い…。やはりこのシリーズはゴードン・ゲッコーのカリスマに支配されている…。ゲッコーは物語の1/4が過ぎた頃からじゃないと活躍しないが、画面に出てくると途端に面白くなる。セレブから元セレブへ、かつてのお騒がせ有名人と堕してしまったゲッコーの「空威張り」具合はたまらなく良かった。いかにも険悪な関係にある娘との和解を心から求めつつも、時折、かつての傲慢なる姿を随所で見せてくれる。人間はどうしても、その性根は変えられないのか…? しかし、まさかのバド・フォックスとの対面には驚いた。…見事な続編だったと思います。
『甘噛み^^ 天才バカ板!』
2011年2月6日

「ウォール・ストリート」は金融ウエスタン
かっての大物が刑期を終え、悪と欲望が渦巻く町へと戻ってくるとなれば、西部劇にでもありそうだ。銃弾に代わって飛び交うのはマネーである。キャッシュではなく、数字というバーチャルなマネーというのは何ともシュールだ。出所した伝説の悪、正義感に燃えるガンマンならぬトレーダー。そして卑怯な新しい悪党という人物設定は[続・夕陽のガンマン 地獄の決闘]を連想させるが、このテーマ曲がある場面で使われる。なかなか粋な使い方である。しかも、それに出演したイーライ・ウォラックが重要な役を演じているではないか。
映画と出会う・世界が変わる
2011年2月6日

ウォール・ストリート
★★★ この映画で輝いていたのは、ゲッコーを演じるマイケル・ダグラス。彼の存在感とかっこよさが、この映画を一段高いレベルに上げているというか、1人で支えている印象を受けました。最後のエンディングはこれでも仕方ないと思います。それよりも私がガッカリしたのは、復習劇なり仕掛けをゲッコーとジェイコブがお互いの力を補い合ってやる。そういう面はぜんぜん無かったことです。敵役とも駆け引きも、高度なやりとりもなく、展開していった印象。その割には時間長めの映画ですしね。企画自体とキャストは良いだけに、残念です。
映画レビュー21
2011年2月5日

ウォール・ストリート
★★★ やはりマイケル・ダグラスの存在感は、映っただけでもグッと引き締まりますな。前作のような引き込まれるような展開ではなかったですね。リーマンショックでの金融不況の時期を描いてることもあるのかな。それなりに面白く観てましたけど。ゲッコーの存在感からしたらブレトンも小物に見えちゃったしなー。あのさ、ゴードン・ゲッコーは家族愛とか似合わないーって。パーティシーンでチャーリー・シーンが登場、意外に長い出番で、バドとゲッコーの会話はニヤリとしちゃいましたね。もしかして一番テンション上がった??
映画鑑賞☆日記・・・
2011年2月5日

☆ 『ウォール・ストリート』
ラブーフ君主演の家族のドラマとしては素晴らしいものだった。ウォール街が舞台の金融業界での駆け引きが軸となった物語だったが、一方で家族の確執と和解の物語にもなっていて、全体の印象としては家族をめぐるヒューマンドラマの印象が強い。マイケル・ダグラスも若々しさを取り戻したようにも見えて、まだまだ現役をアピールしていた。エンターテインメント娯楽映画のお手本としても、良くできている。どちらにしろ、二人とキャリー・マリガンとの三人で演じられる愛と裏切りのドラマには見ごたえがあった。
映画の感想文日記
2011年2月5日

*ウォール・ストリート*
一番コワイのは前作ではまだお金のカタチみたいなのがあったのに今回はなくなっていること。債券や借金を担保にお金を借りられるようになったのでどんどんとカタチがなくなり、取引される単位も大きくなってしまったことです。後半ゲットー復活です。そこに娘との関係が絡んでくるのですが、これはゲッコーと娘がヒューマンの軸です。そしてゲットーの「お金より時間」という言葉がやはり印象に残ります。家族と過ごす時間の大切さを言いたかったのでしょう。丸くなってしまったゲットーですが、それでも復活する気概。希望を与えてくれます。
Cartouche
2011年2月5日

ウォール・ストリート お金は眠らない
前作ではインサイダー取引という古風な経済犯罪であったけど、今作で扱われるのは高度な金融工学を屈指したなんでもありのグレーな金の亡者たちの姿だ。非営利活動という新しい価値観を提示していることが高く評価できる。ウィリーは父の本性を見抜いているが、ジェイコブにはわからない。この映画の救いはゴードンが孫の顔を見たい気持ちになったことだ。前作のチャーリー・シーンは、パーティー会場でゴードンと直接会話をする。
とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
2011年2月4日

ウォール・ストリート
★★ 一番コミカルで笑えたのは、投資銀行同士のマネー戦より、タクシー運転手とゴードン・ゲッコーの"マネー戦争"。タクシー内では運転手が主導権握っているからさしものゴードン・ゲッコーも妥協せざるを得なかったのだろう。ゴードンは娘ウィニーの婚約者ジェイコブに「欲しいのは時間」と言っている。また「問題はカネじゃない、ゲームだ」とも言う。タクシー運転手との一戦はその両方を含んでいる。日常生活でも投資マインドが骨身に染みついているようなシーンだ。
佐藤秀の徒然幻視録
2011年2月4日

『ウォール・ストリート』
腐っても鯛、いや永遠に腐らない鯛、それがゴードン・ゲッコー。欲に渦巻く金融業界への警鐘として作ったはずが、逆に証券マンを目指す若者が増えてしまったという前作のリベンジを果たすべく、23年ぶりに再びオリバー・ストーン監督が作り上げたこの金融映画は、ゴードン・ゲッコーの本当の怖さとオリバー・ストーンの濃さが強く印象に残る作品でしたよ。特に監督自ら出演していた、あの男女の営みオブジェが映るシーンは「実業=生産=子作り」を強調したいためだったんでしょう。ほんと、このオッサンの作る映画はいつも濃いですわ。
こねたみっくす
2011年2月4日

ウォール・ストリート
★★ 病気療養中のマイケル・ダグラスが変わらぬ存在感を画面に焼き付けていて嬉しかった。ところが安直に展開するストーリーのせいで,ゴードンのカリスマ性が霞んでしまっている…。全編,盛り上がりに乏しくて退屈だった。野心と復讐のギラギラ感が足りない。なにより社会派では無かった事に驚き。第一,ゴードンに人間味は不要に思う。慈悲も悲哀も感じさせず,金融市場に目を輝かせて,ただ,それだけに邁進しているからこそゴードン・ゲッコーは格好良かったのに…。オリバー・ストーン監督の性格,丸くなったのかなぁ。そんな印象。
Akira's VOICE
2011年2月4日

ウォール・ストリート
★★★ 今回もまた名言が誕生しました。「Ionce said Greed is good. Now it seems it's legal.(私はかつて"欲望は善だ"と言った、だが今やそれは合法だ)」 即ちオリヴァー・ストーン監督は21世紀のマネー・ゲームに対する痛烈な皮肉としてこのセリフを物語のテーマに据えています。そういう意味で今回のゴードンはジェイコブを含めたマネー・ゲームの踊る人々に痛い目を合わせる立場でもあります。彼は、前作の彼を知る者からするとあまり"らしく"はないけれど、そう考えると一回り成長したのだとも言えるかもしれません。
LOVE Cinemas 調布
2011年2月1日

映画:ウォール・ストリート 前作より遥かに面白い訳 = 今の「時代」が前提だから。
リーマン・ショック後に苦しむ現在だからこそ、ゲッコーの吐き出すフレーズがビシビシ刺さってくる。金融工学に踊らされ、はまってしまった世界をあざ笑うかのような発言の数々。爆笑が止まらない!つまりこの映画は「ゲッコーの怪物ぶり」を笑い飛ばしてみるのが正しい見方。もう父と娘とからむ夫役シャイア・ラブーフのくだりはどうでも良くなってくる(笑) こんな時代に、こういう形で、現代的に突き刺さってくる映画は、初めてではないだろうか? 個人的には、音楽もズバリはまってしまった。
日々 是 変化ナリ
2011年1月27日

ウォール・ストリート
★★★ 本作はどちらかというとゲッコー(マイケル・ダグラス)と娘ウィニー(キャリー・マリガン)、そして婚約者ジェイコブ(シャイア・ラブーフ)の人間ドラマがメイン。勿論ジェイコブとゲッコーが生きる舞台が舞台なだけに多少のマネーゲームのファクターもあるが、前作のような対決色はあまり感じられない。前作を観ている人向けに"携帯電話"やチャーリー・シーンとの再会などニヤッとさせるシーンも用意しているので、やはり続編は前作を観ていないと楽しさが減るので、是非前作を観てからの鑑賞をお勧めする。
Memoirs_of_dai
2011年1月23日

【映画】ウォール・ストリート
ジェイクとお得意の取引をし(笑)、自分の思いを遂げていくゲッコー。年月は経っても相変わらずやり手です。娘にたいして、許しを請うパパの姿が描かれています…。でも、やることはやるよ、的な(笑) マネー取引なんかの、難しい単語や仕組みなども沢山出てくるけど、そんな知識は無くても大丈夫。ゲッコーの心情と、ジェイクの考えと、ウィニーの心をきちんと汲み取ることが出来れば。前作を観た事のある人なら、ニヤリとするシーンも用意されています!(笑) なんて美味しい、憎い演出なんだろーと一人で笑っちゃったw
☆紅茶屋ロンド☆
2011年1月20日

ウォール・ストリート
マイケル・ダグラスも素晴らしい演技でしたけど、対照的な生き方を望む娘ウィニーを演じたキャリー・マリガンも良かったです。彼女の柔らかい輪郭の顔付きが、どんなに裏切られても許しを与えられる聖母のような印象を感じさせていて、荒んだ人生を歩む男たちに微かな希望の光を与えてくれました。そして、どんなに切り捨てていても、最後の居場所はやはり家族なのだなあと感じました。観終わった時、こんな人生は怖すぎるなあと思うのと同時に、それでもこんな世界に憧れる人は多いのだろうなあとしみじみ感じた1本です。
とりあえず、コメントです
2010年12月23日


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