宮廷画家ゴヤは見た


★★★★
[感動] [ストーリー]

作品を観た感想 (24)

監督:ミロス・フォアマン アマデウス ラリー・フリント カッコーの巣の上で マン・オン・ザ・ムーン
出演者:
ハビエル・バルデム BIUTIFUL ビューティフル 海を飛ぶ夢 シング・フォー・ミー、ライル コレラの時代の愛

ナタリー・ポートマン V フォー・ヴェンデッタ ブラック・スワン あなたのために ブーリン家の姉妹

ステラン・スカルスガルド 孤島の王 エクソシスト ビギニング 奇跡の海 キス☆キス☆バン☆バン

ランディ・クエイドマイケル・ロンズデールホセ・ルイス・ゴメスマベル・リベラ

あらすじ:
18世紀末、動乱期のスペイン。 宮廷画家ゴヤのモデルで天使のように無垢な少女イネスが、ユダヤ教徒だと疑われ教会の異端審問所に囚われる。 ゴヤは顧客の神父ロレンソに彼女の解放を願い出るが、神父は残酷な拷問を受けたイネスを慰めるうちに…。 ゴヤが見た真実とは? 激動の時代とスキャンダラスな愛を描く歴史物語。

【異端審問とは?】 カトリック教会にとって、正統信仰であるキリスト教以外の“異端”宗教が広がることは恐怖であった。 スペインの異端審問所は1478年に設置され、まず行われたのが、公的にはキリスト教を受け入れているものの、「元」の信仰の宗教儀式を秘密裏に実践していると信じられていたユダヤ人とアラブ人の取り調べだった。 告発された異端者を悔恨させるための拷問が頻繁に行われ、公の場での屈辱、火あぶり、絞首刑までさまざまな罰が、公開儀式として丸一日かけて行われることもあった。 その後フランス革命の影響で審問所のパワーは衰退し、1820年に廃止された。

【フランシスコ・デ・ゴヤ】 (1746-1828) スペイン最高の画家と讃えられ、国王カルロス4世の宮廷画家に任命されながら、一方では貧しい人々を描き、権力や社会を批判する絵画や版画を制作した。 『カルロス4世の家族』、『着衣のマハ』、『巨人』、版画集『戦争の惨禍』等の作品がある。 40代で聴覚を失い、最後は目もほとんど見えなくなった。 晩年、フランスへ亡命。

2006年製作 米 (114 min)
原題:GOYA'S GHOSTS

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